我が家の越冬中のライチ苗さんのはなし。
11月から室内で越冬中のライチ苗さん、1月頃から葉の元気がありません。
わかりやすく「葉っぱがシオシオに!」とか、「一気に葉が茶色く枯れちゃった!」とまではないんだけれど、夏のような葉の瑞々しさがなくなっちゃって。しょんぼり気味で。
ずっとこんな状況が続いて心配になってきたので、ライチの葉が枯れる・葉が茶色くなる時の対応方法を検討してみました。
※このブログは個人の趣味による経験から記載しているもので、専門的な知見によるものではないことをご了承ください。
ライチ苗の水やりのコツ

ライチ苗は生育期は水が大好き。
トロピカルフルーツ全般にいえますが、特に春・夏にかけての花芽形成から結実までの間は水を切らさないようにこまめに水やりをします。
この時期に水が足りないと実の生育に大きく影響してしまうので注意が必要です。
一方、根が加湿に弱いので土の渇き具合を見ながら水をあげる必要があるのでちょっと大変。
秋から冬の水やりは控えめで土は乾燥気味に管理します。
ライチの葉が枯れる・葉先が茶色くなる原因

水やり・乾燥の可能性
まず葉が枯れる原因として一番考えられるのが水不足による乾燥です。
最初は水やりが足りないのかな?と考えて水やりの回数を増やしましたが葉っぱの枯れる症状は改善せず。
ライチは秋冬は乾燥気味に育てなければならないので、土の乾燥ではないのかなと思いまして。
そこで部屋の空気が乾燥しているからかなと考えました。
ちょっとそれくらいしか理由が思いつかなかったのね。
ライチの葉っぱは冬場の乾燥した強い風にあたると水が抜けてしまうので、空気が乾燥しているのも影響してしまうのかなと思いました。
肥料焼けの可能性
肥料やけも考えられますが、我が家のライチは2本(ノーマイチ(糯米)ライチと島津ライチ)ともに植え付けからまだ1年目なので今まで追肥はしていません。
なので肥料焼けの可能性は低いかなと思います。
もし肥料の量が多い場合は肥料焼けも疑った方がいいかもしれません。
ライチの木は根が繊細なので追肥も慎重になりますね。
今春からいよいよライチ苗に肥料をあげていこうかなと思っていて、この本にライチの1年生・2年生・3年生の施肥量が書いてあるので参考にします。
私のライチ栽培にとってこの本はバイブルな存在で。
「やっぱりトロピカルフルーツは普通の果樹とは栽培管理・特徴など違うんだね」、という事がとっても理論的に書かれているので読んでて新鮮で楽しい。
この本も気になるんだけれど高価なので躊躇している…。
トロピカルフルーツ栽培の本って本当に少ないですよね。
冬場のライチの葉が枯れる・しおれる・葉先が黒くなる対策

確証はないけれど、冬場のライチの葉が枯れてきてしまう原因は空気の乾燥と考えて対策を考えました。
加湿器で湿度を上げた部屋にライチ苗を置く
まずはライチ苗をおく部屋の加湿をすることに。(50〜60%くらい)
台湾の冬は雨が多いそうで、一年を通して湿度は70〜80%なのだそう。
ということは日本の冬の乾燥した空気はライチにとっては良くはないよね。
ビニール袋でライチ苗を覆い、霧吹きなどで袋の中を加湿する
加湿器でも葉の枯れる症状が改善しなければビニール袋でライチ苗を覆ってしまおうかなと思います。ビニール袋の中を定期的に霧吹きで加湿したりして。
でもライチの木は結構見た目も観葉植物のようにオシャレなので、ビニール袋では覆いたくないなぁ。
なので最後の手段かなと思っています。
ライチ苗の空気の乾燥対策(加湿器)の効果!
ライチ苗を加湿器のある部屋に移動して1週間ほど、…まだ大きな効果はわからないかな。
でも少し葉っぱの瑞々しさが戻ってきたかな?
ライチ苗ちゃんたちも故郷の風(湿度)を思い出してくれるといいなぁと思います。

あとは、ライチの花芽が出てきたので成長が楽しみです。
<ライチの栽培記録>