子供の家庭学習が増えてきたので中学受験でよくオススメされるA3プリンターを購入しました。
小2のタイミングで買ったのは問題集をコピーして使いたいなと思うことが多くなったからです。
息子が好きな算数ラボ、最レベ、語彙力アップのための「賢くなるクロスワード 言葉力」、漢検の過去問題集など…。
- 問題を拡大コピーして直接回答を書きたい(漢検の過去問題集など)
- 特に図形問題は直接書き込んで解きたい
- 間違えたところを繰り返し解きたいので問題集に直接答えを書きたくない
けれども別のノートに答えを書くと効率が悪い
とずーっと思っていて、中学受験をするかはわからないけれど現在すでに勉強の効率が悪いなと思ったので思い切ってブラザーのMFC-J7300CDW(2段トレイ)を購入しました。

ええ、コピー機が登場してからとっても快適です。
でも、
ブラザーにする?エプソンにする?インクのランニングコストの違いは?
とか、
トレイは何段?両面スキャンは必要?
など2ヶ月くらいA3プリンターのことを調べ悩んだので、これから購入される方の参考になればと思ってMFC-J7300CDW(2段トレイ)のレビューをしますね。
最初にまとめておくと、
- インクのランニングコストが良く(A4モノクロ約1.7円/枚)
- 問題集や塾のテキストもスキャンしてクラウド等で管理したい(両面スキャン機能推奨)
- よく印刷する用紙サイズは2種類くらい(2段トレイ)
- それでプリンター本体が4万円台で買えればいいな!
という私みたいな人はブラザーのMFC-J7300CDW<2段トレイ>がベストでしょう。
ブラザー<MFC-J7300CDW/2段トレイ>のレビュー
①インクのコスパが良い&プリンター本体がお手頃価格

ブラザーのA3プリンターはインクのランニングコストがかなり良い。
私がA3プリンターの購入で一番重視したのはインクのコスパです。
モノクロ印刷メインだけれど結構な枚数を印刷することになる…それも学年が上がるにつれてその枚数も増えるのは必至。
問題集の印刷がメインなので画質の品質は求めないのでインク代は安くしたい。
2022年に新発売されたブラザーのA3プリンターにはインクのランニングコストが異なる2種類のラインがあって、最上位機種(MFC-J7600CDW<3段トレイ>、MFC-J7500CDW<2段トレイ>、MFC-J5800CDW <1段トレイ>)ではA4モノクロで約0.8円/枚。
対して私が購入したMFC-J7300CDW<2段トレイ>はA4モノクロ約1.7円/枚。
MFC-J7600CDW | MFC-J7500CDW | MFC-J5800CDW | MFC-J7300CDW | MFC-J7100CDW | |
A4カラー | 約4.1円/枚 | 約4.1円/枚 | 約4.1円/枚 | 約6.5円/枚 | 約6.5円/枚 |
A4モノクロ | 約0.8円/枚 | 約0.8円/枚 | 約0.8円/枚 | 約1.7円/枚 | 約1.7円/枚 |
給紙トレイ | 3 | 2 | 1 | 2 | 1 |
自動両面プリント(最大) | A3 | A3 | A4 | A3 | A3 |
両面自動スキャン(最大) | A3 | A3 | なし | A3 | なし |
ただ最上位機種(MFC-J7600CDW<3段トレイ>、MFC-J7500CDW<2段トレイ>、MFC-J5800CDW <1段トレイ>)はプリンター本体が高いんですよね。
私が購入したMFC-J7300CDW<2段トレイ>で比較すると、同じ2段トレイの最上位機種ラインのMFC-J7500CDW<2段トレイ>が74,999円(2022.01.28 Amazon.co.jp)でMFC-J7300CDW<2段トレイ>は47,999円(2022.01.28時点 Amazon.co.jp)。2万7千円の差があるわけです。


ここで、
「迷ったら最上位機種を選ぼう」の私(妻)と「節約第一」の夫で意見の対立が発生したわけですが、以下理由で今回はプリンター本体が安いMFC-J7300CDW<2段トレイ>にしました。
- メーカー保証期間が終われば互換インクを使ってインク代を抑えるという選択肢もある
- タッチパネル付近がブラックでデザインがカッコいい!
ちなみにカタログによると製品寿命は「約30万ページまたは7年間のいずれか早い方」とあるのでこれも判断の参考になりました。
②両面スキャン機能は便利&必要

インクのランニングコストの次に重要だったのが「両面スキャン機能」。
スキャン機能を使う頻度は多いと思って両面スキャン機能は譲れませんでした。
※1段トレイの機種(MFC-J5800CDW<1段トレイ> とMFC-J7100CDW<1段トレイ>)には両面スキャン自動機能はありません。
さらに本体サイズが他よりコンパクトなMFC-J5800CDW<1段トレイ> は自動両面プリントがA4サイズまでとコピー・スキャン機能に一部制限があります。
中学受験ではよく両面スキャン機能や原稿の自動原稿送り機能があるA3プリンターがオススメされていますよね。
実際スキャン機能を使ってみましたが両面スキャン機能はとても便利。
今はGoogleドライブにスキャンデータを保存していますが、外出先などどこからでもアクセスできるのでこれからかなり使える気がします。そして楽しい。
子供の勉強以外にも、私が持っているレシピ本の好きなページをスキャンしてまとめたいなぁとも思っています。あとバラバラになってる子供のバイオリンの楽譜もデータでまとめたいな。
③給紙トレイは2段にしてよかった

給紙トレイは2段あった方が良いというのがこの1ヶ月使って感じた感想です。
3段あった方が尚良いでしょうが、小学生の家庭学習でよくコピーするのはA3とB4なのでこのサイズをトレイに入れておければ良いかなと思います。
あとは3段だとその分縦サイズが7cm程度高くなるので留意する必要があるかも。

ちなみにA3サイズを入れたトレイはこんな感じ。
トレイが入りきらない部分はカバーがあるので埃が溜まることはありません。
本当はこの出ているトレイ部分もきちんとテーブルに収まらなければいけないんですけどね。
④印刷速度が早い・耐久性が高い
2022年発売の今回のモデルでは印刷速度がさらに速くなりました。
購入前は印刷速度はあまり重視していませんでしたが実際に使うと印刷速度って結構大事。
思っていたよりも問題集などの印刷枚数が多かったので印刷速度が早いブラザーにして良かったと思いました。
あとは今回の新機種は耐久枚数も約15万ページから約30万ページと耐久性2倍になりました。
それだけしっかりした作りになっていることなので、大量印刷ユーザーにとっては安心できるポイントですね。
⑤プリンター本体の大きさは許容範囲内
「A3インクジェット複合機」なのでプリンターのサイズが大きいことは覚悟していたのですが、実際に部屋に置いてみると我が家の場合はそこまで圧迫感はないかなという感じです。
ちなみに印刷コストが低い最上位機種(MFC-J7600CDW<3段トレイ>、MFC-J7500CDW<2段トレイ>)とMFC-J7300CDW<2段トレイ>・MFC-J7100CDW<1段トレイ>はプリンター本体の横・奥行きサイズは同じです。
我が家はIKEAのトロファストの上に置いています。
本当はA3用紙トレイの出ている部分も収まらなければいけないんですけどね。
⑥印刷設定のショートカット登録機能が便利

便利機能ですが、拡大コピーなどの印刷設定をショートカットに登録ができます。
使ってみて1週間、A4→A3とB4→A3の拡大コピーが圧倒的にコピーすることが多いのでこのショートカット機能は本当に便利です。
MFC-J7300CDW<2段トレイ>レビューのまとめ
以上が私が購入したMFC-J7300CDW<2段トレイ>のレビューです。
購入して毎日の子供の学習が5倍くらい捗って購入して大満足!
中学受験のご家庭や、私みたいに「この子供の問題集、拡大コピーしたらやりやすいのにな」と思っている方におすすめです。
購入判断の大きなポイントは、
- インクのランニングコスト
- プリンター本体の購入価格
- 両面スキャン機能
- 給紙トレイの数
かなと私は思うので、この点で絞って購入するのが良いと思います。
私はこの辺りを調べて悩んでで2ヶ月かかったので、もっと早く購入すれば良かったなと思います。
