去年我が家に来てくれたフレーバーグリーンちゃん!
ライムとレモンの子みたいなオシャレな香りの実をつける柑橘果樹です。
昨年は鉢に植え付け1年目だったので木の成長を優先して結実はしない方がいいかな?と思いつつ1~2個実を収穫しました。
一方で夏から秋にかけてアゲハの幼虫に葉をモリモリ食べられて冬前には葉っぱも7割はなくなってしまうという惨状。
そんな状態で迎えた、フレーバーグリーンの2年目のレポです。
4~5月|開花ラッシュのフレーバーグリーン
正直、昨年7割くらいアゲハの幼虫に葉っぱを食べ尽くされてしまったので今年は花と実どころじゃないかな?と思っていました。
でも3月下旬からムクムクと新芽が出てきたんです!
そしていつの間にかお花のつぼみもモリモリつけちゃって。

結構な量でしょう?
これ全部実になるのかなって思っちゃうでしょう?
でもフレーバーグリーンは大体の花が実になるけれど、その後実が小さいうちに8~9割が雨や風で落果します。
防風ネットで対策すれば効果があるのかなぁ。
ちなみにフレーバーグリーンのお花に近づくとわずかに爽やかなレモン&ライムの香りがします。
6~8月以降|実の肥大と新しいお花の開花。そしてアゲハ

雨風に耐えて残った実が3個くらい。
このくらいの実になると落果の心配もなくなります。
そうそう、追肥もした。
なんとなくいつも使っているこの肥料で特に問題なくやっています。
一方でフレーバーグリーンは四季成り性なので実が成長しつつ、新しいお花も順々出てきます。
去年はあまりそれを感じなかったけれど、今年は実がなっていても新しいお花がどんどん付いてきてくれました。
夏の初めから秋口まで順番に収穫ができたし、やっぱりお花があると樹の見栄えも違いますね。
フレーバーグリーンの四季四季成り性はかなりのアピールポイントだと思います。
<写真の虫注意!アゲハの幼虫がいます!>

あとはやっぱりアゲハ幼虫対策ですね。
我が家は特に農薬は使わずにアゲハの幼虫を見つけ次第手で取っています。
アゲハに食べられるフレーバーグリーンの葉っぱが減ればどれくらい収量も良くなるのかな。
来年の管理はどうしようかなーと思っています。
そうそう、今年から素手でアゲハの幼虫を触れるようになりました。大成長。
他にもミカンハモグリガもありました。
他の柑橘苗はミカンハモグリガの被害はあまり見かけないけれど、我が家のフレーバーグリーンはよく被害に遭うので被害にあった葉は取り除いてベニカベジフルスプレーをしています。
他の野菜・果樹のアブラムシ、葉物野菜のアオムシ、いちじくのカミキリムシなど適用害虫が多いのでずっと使っています。

フレーバーグリーン、実食!

今年一番最初の夏前に収穫したフレーバーグリーンの実。
うずらの卵よりは大きいけれどピンポン玉には遠く及ばない大きさ。

ナイフで切ると綺麗な色で見た目もオシャレ。
タネなしなのも良い。
私は炭酸水にフレーバーグリーンを絞って楽しむことが多いのだけれど、レモンのベースに主張しすぎない程度のライムのバランスがちょうど良いです。
9月に収穫したフレーバーグリーンはこの写真より2回りくらい大きかったかな。
味・風味は夏前収穫したものとそれほど変わらなかったですね。
今後は追肥して、防寒対策をして冬越し準備。
2年目の今年は結構な放置状態だったけれどよく成長してくれて、花も実もつけてくれたので来年の成長にも期待しています。
初心者にもオススメできる柑橘苗

購入当初は「レモン・ライムだから耐寒性弱いかなー、手がかかる品種かな」と思っていたけれど思った以上に放置してしまってもよく育ってくれました。
春に新芽が出てきた時に思ったのが、「柑橘果樹なのに葉っぱがオシャレだな」ということ。
大きすぎない、綺麗なグリーンの葉っぱで私は結構好きなんですよね。
それに今年から四季四季成り性を発揮して花が次々つくので鑑賞価値もあるし、
放っておいても結構実をつけてくれる。
初心者の方やインテリアに果樹が欲しいと考えている人にもオススメな品種だと個人的に強く思ったフレーバーグリーンの2年目でした。
去年のフレーバーグリーンの植え付けの記録。


フレーバーグリーンの植え付けはこれらを用意すればいいと思います。
全部ネットで注文できちゃう。