フレーバーグリーンという種類のライムを育てています。
特徴はレモンとライムを合わせたようなまろやかな酸味と香りですかね。
炭酸水に入れたり、ドレッシングを作るときに使ったりするとフレーバーグリーンの香りでググッと美味しく仕上がります。
フレーバーグリーンの木はほったらかしでもすくすく育ってくれるので初めて果樹栽培にトライする方にもオススメです。
今回はそんな初心者にもオススメのフレーバーグリーンの育て方と我が家での栽培の様子を書いていこうと思います。

フレーバーグリーンの魅力

個人的に思うフレーバーグリーンの良いところはこんな感じ。
- 種がないので料理などに使い勝手が良い
- 香りがとっても爽やか
- 収穫時期が長い・四季成り性(9月下旬~5月下旬頃まで)
- 病気に強く、トゲも少なく育てやすい(初心者にオススメ)
珍しい品種なのに耐寒性も比較的強く病気にも強いので初心者でも育てやすいのはいいですよね。
我が家のフレーバーグリーンさんも水やりは気にするけれど特に手間をかけなくても健康的に育っています。
花も可愛らしいし良い香りが漂ってくるので、「何か果樹育てたいな」という初心者の人にオススメです。
フレーバーグリーンの植え付け時期と用土
植え付け時期は他の柑橘系と同じく3〜4月が適しています。
栽培する用土は柑橘系と同じく赤玉:腐葉土=7:3くらいの割合で配合したものに元肥を加えます。私はいつものマグァンプKの大粒を元肥に使っています。

鉢はライムと同じアップルウエアの果樹鉢 310型にしました。
スリット鉢の果樹用鉢でオシャレなブラックなのがお気に入りです。
水やりと鉢の置き場所
フレーバーグリーンは他の柑橘類と同じくやや乾燥気味で育てます。
土の表面が乾いていたら鉢底から水が流れるくらいの水をあげます。
鉢の置き場所は日当たりが良いところに。
我が家の一番日当たりの良い場所に置いているのですぐ土の表面は乾くので夏場は毎日水やりをしていました。
10月を過ぎたあたりから1回/2日に水やりのペースをおとして、冬になったら1回/5日の頻度でいいかなと思います。
耐寒性、耐暑性ともに強い方だなーとこの夏見ていて感じました。
あとは冬の耐寒性…ー3度とあったので日当たりの良いベランダに移動して不織布で巻いて防寒対策をして今年は乗り越えてみようかなと考えています。
フレーバーグリーンの肥料
3月に油かす、6月と10月に化成肥料をあげて育てます。
肥料は果樹なのでチッ素:リン酸:カリの割合が均等か、リン酸多めの肥料がいいかな。
3月にあげる油かすはリン酸多めのこちらを使っています。
同じ油かすでもチッ素:リン酸:カリの割合は結構違うので実つきが悪い場合は肥料を変えてみてもいいですね。

6月と10月の化成肥料はこちら。
果樹なのでチッ素:リン酸:カリの割合が8:8:8のよくあるものだったらどれでも良いと思うけれど、このチャック付き袋は便利。有機アミノ酸入り。
我が家のフレーバーグリーンさん
ネットショップで購入

ホームセンターなどではフレーバーグリーンをまず見かけないのでネットショップで購入。
届いた苗をにお花がたくさんついていてびっくり。
このお花の香りがとってもすばらしい香りで。
苗に植え付けてから枝が直立っぽかったので太い枝を横に誘引したりしました。

人工授粉など手をかけることなく受粉してくれたようで沢山の実がついてくれました。
やったーと思っていたけれど
しかし!!
風が強い日にどんどん落果してしまい最終的に残ったのは2つのみ。
ライムは生理落果が多いそうですね。対策を考えなければいけません。
- 幼果がついたら風よけをする
- 肥料をたっぷりあげる
- それでも改善されなければジベレリン処理を試してみるか…
知識として聞いたことがあった落果防止のジベレリン処理。
風よけで落果防止できれば一番いいのだけれど、ジベレリン処理がどれだけ落果防止に効果があるのか前から興味があったのでやってみたかったり。

夏の終わりにまた花が沢山つきました

春に花が咲いたきり枝は成長したけれど花はつかなかったのだけれど、夏の終わりにまた沢山花をつけました。

実つきもよかったけれど、これも風が強い日が続いたら全部落果してしまいました!
全部!
ほんとに落果しやすいんだなーって。
次の春はちょっと対策を実行したいと思います。
あ、ちなみにフレーバーグリーンの実は香り・果実ともによかったです。
独特のフレーバーグリーンの香りがなんとも爽やかで炭酸水に入れたのですがとびきり美味しかったです。

これから一緒に大きくなっていこうね、フレーバーグリーンちゃん!
フレーバーグリーンの2年目の記録。