ショパン・コンクール2021のファイナルの結果が出ましたね!
ファイナリストの反田恭平さんが2位、小林愛実さん4位!!
日本人が2人も入賞なんてYouTubeで観てきたこちらも嬉しい限りです。
音楽の専門的なお話は専門家のレビューがこれからたくさんあると思うので、ここでは一人の主婦の個人的な感想を。
今回心に残ったコンテスタントを振り返ろうと思います。
※一個人の感想ということをご了承くださいませ。※
印象に残ったショパン・コンクールの演奏者

反田恭平さん 小林愛実さん
言わずもがな、日本人ファイナリストのお二人。
個人的に反田さんはファイナルのコンチェルトが良かった。
オーケストラといい雰囲気で、魅力的なピアノの音色でショパン!が奏でられているなと感じました。
反田さんはもっとリサイタルのチケット取りづらくなるのかなぁ。
以前リサイタルで聴いたスクリャービンが印象に残る演奏で、またゴリゴリのロシアやリストも聴いてみたいです。
小林愛実さんはショパン・コンクール2015の情熱大陸のドキュメンタリーを見ていたので、今回のコンクールへの強い気迫が演奏から伝わってきました。
結構前にテレビの「恋するクラシック」でカーティス音楽院に留学されているとおっしゃっていましたね。(生徒は授業料全額支給なんだそう。すごい)
個人的には2次予選のバラード2番に圧倒され、3次予選の演奏に感服しました。
Martin Garcia Garcia(マーティン・ガルシア・ガルシア)さん
個性的な明るいショパンを披露してくれたマーティン・ガルシア・ガルシアさん。
…ここは、ポーランドなのか?
…んん?えっ??
でも、もっと聞きたい。エネルギッシュで聴いたらこっちまで明るくなっちゃう演奏。
私、ショパン・コンクールって「いかにショパンを理解し、ショパンになりきるか」を問われるものだと思っていたのでその思い込みを覆されました。
なので、3次予選に進むなんて!ファイナルに進むなんて!からの3位入賞は驚きでしたが嬉しかったですね。
来日して日本でソロリサイタルをしてほしいな。
ショパン以外のモーツアルトやスペインの曲もぜひ聴いてみたいです。
Hao Rao(ハオ・ラオ)さん
中国の17歳!若い!!
予備予選のブリリアントな音に魅せられて、ファイナルまでウオッチしてしまいました。
30歳を越えるとこういう若い方の希望!キラキラ!と言う音が本当に魅力的で。
ただ、それだけでは一歩間違えると暴走→崩壊となってしまうこともあるけれど彼はテクニックや表現の安定感も抜群でした。
ファイナルの協奏曲第一番もキラキラでオーケストラをリードしていて。すごかった。
きっとファイナルまで進んで入賞するかな?と思っていたので入賞を逃したのは残念だけれど、これからの活躍が楽しみなピアニストです。
沢田蒼梧さん
一次予選のバラード一番が特に良くって。
上品なショパンに仕上がっていて、その上品さ加減が個人的に好みでまた聴きたいな。
ショパン・国際コンクール2021を振り返って
終わってしまいました〜ショパコン2021!
2005年の初めてコンクールがライブ配信された時から、こんなにキレイにリアルタイムで視聴できるようになるなんて感慨深いです。
そうそう、ショパコンのYouTubeの広告で流れるポーランドのお菓子が気になりました。
Piernik(ピェルニク)というものだそうで、ショパンが愛したお菓子だそう。
スパイスたっぷりのクッキーにチョコレートをかけたもので、食べてみたいなぁ。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪