アンズ苗の栽培にチャレンジすることにしました。
特別アンズが好きとか、むしろお菓子に加工されたものしか食べたことはないのだけれど果樹苗のカタログを見ていて新しい品種のアンズは生食でも甘くて美味しいようなので苗を購入することにしました。
ただ、「アンズの苗買お!」と決めてから実はどの品種にするのかすっごい悩みました。
というのも新しい品種に「ニコニコット」と「おひさまコット」というのがあってどちらにするのか迷ってしまったのです。
ということで忘備録として「ニコニコット」と「おひさまコット」の特徴まとめと最終的にどちらのアンズ苗を購入したのかを記録します。
アンズ新品種「ニコニコット」と「おひさまコット」の特徴
昔のアンズは酸味があったり甘味も控えめで加工用というイメージじゃないですか。
そこで登場したのが生食で美味しい、甘く酸味の少ない「ニコニコット」と「おひさまコット」。
しかもどちらも収量が高く豊産性と優秀な品種なのです。
ニコニコット

- 90g前後の実がなる
- 糖度は約13%で酸味はpH4.3前後と糖度が高く酸味が控えめ
- 収量が特に多い
おひさまコット
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- 110~120gと大きな実がなる
- 糖度は約12%で果汁のpHは3.9程度、アンズとしては糖度は高めかつ酸味が少ない
- 収量は多い
- 裂果が極めて少なく栽培しやすい
- 以前は「サニーコット」という名前だった
(参考)他のあんずの品種特徴
平和

- 甘みが少なく、酸味が強い
- ジャムなどの加工に適している
- ニコニコット、おひさまコットの方が豊産性
ハーコット

- 80〜100gと実が大きい
- 甘みが強く酸味が低いので生食に適している
- ニコニコット、おひさまコットの方が豊産性
ニコニコットを購入することにしました。
つまり、
甘く酸味が少ない美味しいニコニコットにするか、
大きな実がなるおひさまコットにするか
で悩みに悩みました。
糖度・pHの数字だけでみるとニコニコットが優勢だけれど、「大きい」というのも果樹栽培の楽しさの観点から重要なポイントなんだよなぁ。
うーん、
うーん…。
と、1ヶ月くらい悩んで結局ニコニコットを選びました。
決め手となったのはニコニコットが「特に豊産性」という点ですね。
摘果が必要になるけれど、これまで果樹を育ててきて結実しやすいというのはとても魅力です。
長いこと悩んだけれど、正直糖度・酸味は育てる環境も影響すると思うのでどちらも美味しいアンズなのでしょう。
大きい実を収穫したいから「おひさまコット」という選択も大いにアリと思います。
今から苗木が届くのが楽しみです♪